覚醒の仕方

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2025/04/05 ▲Top

ワックス製作途中。
ペンダントトップになる

人は年を追う毎に理解できる事がだんだん増えてくる
いや、理解したつもりになってしまう
糞の足しにもならない様な社会の事を
そして、本来変える事が出来るはずの現実すら決めつけてしまう
そしてその狭い絶対領域の中で半永久的に嘆き続け…やがて死を迎える
そんな人間はこの世に巨万(ごまん)といる
ならば私達は…？

例えば自分の部屋、昨日と今日ではその環境は全然違うはずだ
ゴミ箱にゴミが増えていたり
物の位置がずれていたり
埃が積もっていたり
室温
湿度
明るさも
まるで違うはずだ
なのに私達はそれを全く認識しようとしていない
いつもと同じ繰り返しだ、と決めつけている
それは街や会社、店にも言える
その決めつけが問題
そんなあなたが見ているのは実は「現実」ではなく過去の経験からでっち上げた「妄想」なのである
いわば幻覚症状…

目に映る変化
聴こえてくる音
肌で感じる温度…
五感の全てを研ぎ澄まし脳内でその小さな刺激を吟味する事が重要だ
そうすると気づくはずだ
私達が「現実」だと決めつけていた「本当の現実」が実は恐ろしいほど広大だった事に、
そして、既に私達の現実が変わりつつある事に

世界は広いらしいけれど、宇宙はもっと広いらしいけれど
私達が認識できる空間はそれに比べると遥かに小さいけれど
その小さな空間を無限に分裂させる事で人生とは限りなく濃密になるのだ

人間社会がいかに馬鹿な事をしているか、苦しいのならばその眼鏡を外しては如何ですか？という話。